予選リーグから、今のナショナルチームのトレンドは何かなぁと
という観点で見ていますが、
守備では、まず速攻を許さない、帰陣するというチームが組織だって勝ち点を確保していました。
(俗に言うブロックという言葉はあまり使いたくありません・・・)
その分、攻守が切り替わった際のコンパクトさは保てず
3ライン(DF・MF・FWの距離を言います)が大きく空いている状況も多くみられました。
逆にいうと攻撃は、縦に早く、カウンターを狙う のがトレンド
ドイツを破ったメキシコ然り、アルゼンチンを破ったフランス然り
見事にカウンターを成立させていました。
相手の攻撃を制限し、攻撃に移る為に進化していたコンパクトフィールドが
縦に速い攻撃を防ぐために、昔のような3ラインが大きく開いたゲーム環境が生まれている。
(あくまでも私見ですが・・・)
退化しているようで、進化している・・・そんな今年のワールドカップのように見えます。
ボールを保持し、パスを中心にビルドアップする攻撃スタイルのチームはなぜか早々と大会から姿を消しました。
(ブラジルはパスとドリブル両方が武器としてあります)
試合を見ている育成年代の子供たちのためにも、個人的にはブラジルが躍進する大会であってほしいと願いますが・・・
今日の日本戦も楽しみに夜更かししたいと思います。