さて突然ですが、人間の体は食べるもの(体内へ取り込むもの)によって細胞や血液が生成され、体も形成されていきます。
では、人の心はどうなんだろうと改めて考えると、やはりこれも何を心に取り込んでいくかで形成されていく気がします。
サッカーはスポーツであり、現代スポーツは科学的な観点やデータなどで分析され成り立つ部分もありますが、
一方でそれを支える一番の”心”の部分もスポーツをしていくうえで大切な要素となりえます。
人の心が触れるものによって変わる
としたとき、普段平日にうちのクラブの選手コースがトレーニングを行っている場所
流通経済大付属柏高校は
常に日本一を目指すべき集団と個人が切磋琢磨していく場所であり
サッカー部 本田裕一郎監督の魂が最も宿る場所でもあります。
ではその場で練習しているから、その魂に触れているかというと
それは全く違っていて、来ているだけで心には響かない場合もあります。
カテゴリー(小学生と高校生)が違えど、やはりその”個人”が目指すべき場所が同じもの同士でないと心が触れているとは思えません。
それが本当の意味での”環境”だと僕は考えます。
もしも親御さんが、”その環境にとりあえずいれればいいや”という観点を持っていたら大きな間違いで
選手(子ども)本人が、”やってやる”という本気の気持ちがなければ、日本一を目指す集団の環境にいても
それに触れていることにはならないと思います。
人の心は触れるものによって変わる
偶然触れたり、強制的に触れても記憶には残りません。
自分から触れに行くからこそ、その心が変わっていくんだと思います。
元号の変わる年、クラブでは今年もまた新たな試みをスタートさせます。
また僕自身も、3月にはヨーロッパへ渡り
オランダの強豪アヤックス、フェイエノールト、ドルトムント、ベルギーのアンデルデヒト、MKメッヘレンなど
ヨーロッパ各国リーグの強豪チームの育成年代を視察し触れてきます。
2019年、心を一層引き締めて、よい第一歩を踏み出していきます!