暑い日が続きますね。先日、共感できたあるコラムにこんなことが書かれていました。
以下
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ピースの又吉さんが芥川賞を受賞した。すごく嬉しいし素晴らしい偉業だと思う。
昨今のスポーツ界では、ジュニア育成、ゴールデンエイジへのエリート教育などが取り沙汰されてまさにアスリート教育の根幹がそこにあるという流れになっている。
その時代の流れに異論はないし、錦織圭のようなスーパスターが生まれている事も事実。
だけど、そんな世代を社会で支えるオレ達世代がそれに乗っかるってのはちょっと待って欲しいわ。
巷に溢れるジュニアスクールなどには優秀なコーチや指導者、教育者も多くいると思うけれども、全ての指導者がそうだとは限らない。それでもジュニアは出会ったコーチが全てだし、そのコーチと過ごす年数で少なからず人生が変わると思う。人の人生を大きく左右してしまう影響力を持っているのがジュニア世代への指導だと感じています。
自分の競技生活を諦めたり、自分の夢を叶えられなかった大人がせめて子供達にと情熱を注ぐのは悪い事ではないけれども。それが氾濫しちゃいけないと思う。しかもそれを生業にするというのなら、誰に話しても納得できる理論や指導技術があるべきで、その理論でプロやトップ選手には敵わないからジュニアなら指導できます、なのでジュニア指導教室で生計を立ててます、というレベルならばそれがジュニアをトップ選手に育て上げられるものではないことを理解して欲しい。
ただ、指導者は一定数必要で、技術指導や理論だけでなく人として、選手としての姿勢を育てる優秀なコーチも多くいます。
トップ選手育成だけではなく、地域スポーツの活性化にそうしたコーチや指導者が貢献している姿も多く見られます。
どちらも必要でスポーツの発展を支える大事な役割を担っていると思います。
でも、子供達に夢を与えるってのはジュニアを指導することだけじゃねえと思うんだ。社会の事も、お金の事も、そのスポーツの立ち位置も、人の事もまだまだ知らないうちに選んだスポーツを15年やって上手く行く人数なんてほんの一握りっていう確率の低いギャンブルみたいなスポーツ界に子供達を巻き込んだらいけねえよな。
マイナースポーツの選手はみんな悩んだ事があると思う、頑張ってるのに、日本一なのにまともに生活できない、ろくに観客もいないってこと。 成功したって人生が大して変わらなかったこと。
そう、スポーツってのはそういう一面もある過酷な勝負の世界。それだけしか見なければ成功しなかった時にその後現役時代よりも輝ける可能性なんてそう多くない。
そんな風に思っちまうスポーツ人生なんて歩んで欲しくねえんだよ。
だからオレも含めた大人たち、さらに指導者やコーチの皆さんが子供に夢を見させたいのなら、自分が夢を叶える必要があると思う。もしくは夢を叶えるためにチャレンジする姿を見せる必要があると思うんだ。
半端な技術指導や運動理論なんかより、大人の俺たちが人生をかけて毎日仕事をガンガンこなして、さらに熱く自分の夢に向かって進む姿が子供達の夢を叶える原動力になるんじゃねえかな。
仕事がつまらねえとか毎日が楽しくねえとかそんな事言ってる大人達見てる子供に夢を叶えろ!努力しろ!なんてのは無責任すぎるよな。。
又吉さんは芸人として100頑張りながらこれを成し遂げたよな。
大人になってお金も社会も人も全て分かってからさらに難しい夢に向かって走ってその活動に価値と最大級の評価を手にした。
俺たち大人に今足りねえのはそういう姿だと思う。頑張ってる奴もたくさんいると思うけどよ、まだまだ足りねえよな。
オレも負けたくねえ。たくさんの絶対叶えたい夢がある。
又吉さんの偉業はもしかしたら日本の大人達がこれから子供達に夢を、希望を、だけじゃなくまず新たな自分自身の夢の扉を開くきっかけになるんじゃないかと思う。
みんなもよ、誰かの背中を押す前に、自分自身の背中を押しまくって成長しまくろうぜ。
そんな大人の背中を見て育った子供達はきっとスポーツばっかり教えられて鍛えられたヤツより遥かに強く育つと思うぜ。
大人達かっこいい!!あんな大人に早くなりてえ!!
子供達にそんな風に憧れられるような大人になろうぜ。。負けねえぞ。。
又吉さんおめでとう。 新しい希望をくれてありがとう。。
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以上でしたが・・・これはタレントの武井壮さんが書いたコラムです。
僕にはすごく共感できる内容だったのでここに挙げさせてもらいました。
子供を指導するのは凄く責任重大なことだと思っています。
僕は幸いにも、子供の頃からの夢を叶えられました。
指導しているその子供にとって来年があり、またその次の年があるのではなく
その子にとっての5年生は一生に一回、その子にとっての6年生は一生に一回。
彼らがこれからどんな道を選んでいくとしても、
僕に出会えてよかったと思ってもらえるような、そんな人間でありたいですし、
僕が持っている最高の人脈も彼らの成長に繋がっていったらと思っています。
その為にも、僕自身、止まることなく、一流の人間と会い、学び、背中を見せつけ
もっともっと突っ走っていきたいですね。